本格的な夏を迎える前に、エアコンを試運転しておくことが大切です。長期間使用していない間に、不具合が起きている可能性はゼロではありません。異音や異臭、冷房が効かないといったトラブルがあれば、早めに修理を検討しましょう。今回は、エアコンの試運転にふさわしい時期や、試運転の手順などについて解説します。
エアコンの試運転はなぜ必要?
エアコンの試運転は、暑い時期を快適に過ごすために大切な作業です。夏に入ってから急に冷房をつけると、思わぬ不具合が発生しシーズン中にエアコンが使えないリスクがあるためです。
修理期間中は冷房が使えないため暑さ対策に悩まされることになるでしょう。不安を解消するためにも、本格的な暑さがやってくる前に試運転を行ってください。
エアコンを試運転する手順をチェック!
エアコンの試運転は以下の手順で行えます。基本的にどのメーカーのエアコンでも実行できる方法なので、参考にしてみてください。
①まずは、プラグやコンセントにホコリがないか確認しよう
試運転の前に、プラグやコンセント周りを確認しましょう。長期間エアコンを使っていない場合、プラグやコンセントの穴にホコリが付着していることがあります。
ホコリが付着したまま電源プラグを挿し込むと、発火して火事につながることがあり大変危険です。ホコリが付いていたら、乾いた布等で取り除いておきましょう。
②冷房に設定し、16~18℃の最低温度で30分ほど運転する
電源プラグをつないだら冷房に設定し、各機種の最低温度まで設定温度を下げて稼動させましょう。
運転時間は10分程度でもOKですが、動作に不具合がないかしっかり確認するためには、30分ほど稼動させるのがおすすめです。
③冷風が出ているか、水漏れ・異臭・異音がないか確認する
稼動させている間に、冷風がしっかり出ているかを確認します。水漏れ・異音・異臭などがないかもあわせてチェックしておいてください。
風が全く出ない場合は、一度運転を停止して電源プラグの抜き差しを試しましょう。エアコンのブレーカーを一度落としてから上げると、改善される場合もありますよ。
④リモコンも点検しよう
エアコンの動作確認とあわせて、リモコンに不具合がないか確認しておきましょう。反応しにくい、液晶画面の表示が見えにくいという場合は、電池が消耗している可能性が高いため、電池交換を行ってください。
電池を交換しても改善しない場合は、メーカーに問い合わせてリモコンを買い替える必要があります。あらゆる機種に使える純正品以外の汎用リモコンであれば、家電量販店でも購入できます。
以下の記事では、リモコンが故障した場合の対処法について詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
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試運転の時期はいつがベスト?
エアコンの試運転は、夏本番を迎える直前である5〜6月頃にしておくのがおすすめです。この時期に行えば、万が一エアコンの不具合が見つかっても日数に余裕を持って修理を依頼できるでしょう。
一方、7月以降は暑さが厳しくなってくるため、業者への修理依頼が増えて混み合うことも。修理までに日数がかかると、使いたいタイミングで冷房が使えなくなるので注意しましょう。
フィルター掃除もしておこう
試運転とあわせて、エアコンのフィルター掃除をしておくことも大切。エアコンのフィルターには運転中に室内の空気の汚れを取り除く役割があります。
しかし、フィルターにホコリが目詰まりするとエアコンの効きが悪くなってしまいます。電力消費が増えて電気代が上がる場合もあるので、定期的な掃除を心がけましょう。
エアコンを使っていない時期もホコリは蓄積するので、夏を迎える前に掃除しておくのがベター。試運転と同様に5〜6月頃行うのがおすすめです。すぐに夏を迎えられるため、掃除後に再び汚れが蓄積する心配が少ないメリットがあります。
フィルター掃除の詳しい手順は、以下の記事で解説しているのでチェックしてみましょう。
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ニオイや汚れが気になったら、エアコンクリーニングを依頼しよう
試運転時にカビ臭さや汚れが気になった場合は、エアコン専門業者にクリーニングを依頼しましょう。一般家庭では掃除できないフィルター奥のパーツまで、分解した上でしっかりと掃除してくれます。
エアコン内部のホコリや汚れは、冷暖房効率の低下や故障の原因につながることも。夏直前の5~6月頃にエアコンクリーニングを依頼しておけば、快適な夏を迎えられますよ。
なお、エアコンクリーニングは年に1回程度行うのがおすすめ。定期的に行えば冷暖房効率を維持できて、余分な電力消費の軽減にもつながるでしょう。
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