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エアコンのカビは放置NG!原因や落とし方をチェック

夏場や梅雨時期に気になるエアコンのカビ。カビ臭い風が出てきて「どうすればいいの?」とお悩みの方もいることでしょう。カビを放置すると健康面へのリスクも避けられないため、早めに対処しましょう。今回は、カビが繁殖しやすい環境や、自分でできる掃除方法、カビの予防方法などを解説します。

エアコンにカビが発生しやすい環境とは?

カビは、高温多湿の環境を好みます。エアコン内はカビが特に発生しやすい環境なので、注意すべき室温や湿度などをチェックしておきましょう。カビの餌となる汚れやホコリを溜めないためのポイントも解説します。

室内温度20〜35℃、湿度70%以上だとカビが繁殖しやすい

室内温度20〜35℃、湿度70%以上になると、カビが発生しやすくなります。季節では6〜7月、9〜10月ごろが該当するでしょう。特に6〜7月の梅雨時期は湿度が70〜80%になることもあるので、注意が必要です。

また、部屋の湿度がそれほど高くない場合も、冷房時のエアコン内には湿気がこもっていることがあります。冷房時は暖かい空気を冷やすことで、エアコン内部に結露が発生しやすいためです。

カビのエサとなる汚れやホコリの蓄積に注意

カビの栄養源となる汚れやホコリがエアコン内に蓄積しないようにしましょう。湿度や温度といった条件に加えてカビのエサになる汚れやホコリが溜まっていると、カビが発生しやすくなります

裏を返せば、カビが好む高温多湿の環境がそろっていても、汚れやホコリがまったくなければカビは繁殖できません。

とはいえ、常にホコリがゼロの状態を保つことはほぼ不可能です。しかし、こまめに吹き出し口やフィルターの掃除、業者によるエアコンクリーニングなどを行うことで、カビの増殖は予防できるでしょう。

自分でエアコンを掃除する方法を確認しよう

エアコン内にカビやホコリを溜めないために、自分で掃除する方法を知っておきましょう。自分で掃除できる主な範囲は、カバー・フィルター・吹き出し口・ルーバー(風向きを変えるハネのような部分)の4つです。掃除の際の注意点を含めて手順を解説します。

フィルター掃除は掃除機&水洗いが基本

フィルターに詰まったホコリはカビの栄養源となってしまうので、こまめに掃除を行いましょう。フィルター掃除は、掃除機や浴室のシャワーを使って、以下の手順で行なえます。30分もあれば完了する簡単な作業なので、実践してみましょう。

フィルター掃除の手順

①エアコンの電源プラグを抜きます。
②エアコンの前面カバーを開け、フィルター表面のカビやホコリを掃除機で吸いとりましょう。
③大体のホコリが取れたらフィルターを外し、浴室などで裏面から水洗いします。
④しっかり乾くまで陰干しすれば完了です。

フィルター掃除の頻度は2週間〜1か月に1回が目安です。ホコリが目詰りするとエアコンが効きにくくなり、余分な光熱費がかかることにもつながるため、定期的な掃除を欠かさないようにしましょう。

なお、以下の記事ではフィルター掃除の方法をさらに詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

カバー・吹き出し口・ルーバーは拭き掃除でOK

続いて、カバーや吹き出し口、ルーバーの掃除方法を解説します。

カバーはエアコン前面のカバーで、フロントパネルともよばれるパーツです。カバーの掃除は、濡らした布でサッと拭くだけで簡単に完了します。

吹き出し口は、エアコンの風が出てくる箇所を指します。空気が出入りする際にホコリが溜まりやすいので、こまめに掃除しましょう。ルーバーは吹き出し口に付いているパーツで、風向きを変えたときに動く部分を指します。

ルーバー・吹き出し口を掃除する手順は、以下のとおりです。

ルーバー・吹き出し口の掃除手順

①エアコンの電源プラグを抜きます。
②各メーカーの説明書に従って吹き出し口を開け、固く絞った布で汚れを拭き取ります。
③続いて、ルーバーの隙間に溜まった汚れを丁寧に取り除きましょう。
④掃除後に、送風運転で30分から1時間エアコンを乾燥させれば完了です。

ルーバーの細かい汚れには、手作りのお掃除棒を活用すると便利です。お掃除棒は、割り箸にキッチンペーパーを巻きつけて輪ゴムで止めたアイテム。手では届きにくい部分まで汚れを落としやすいので、ぜひ作ってみてください。

掃除後は、送風運転を忘れず行いましょう。水気が残ったままだと、カビが繁殖する原因に鳴るためです。

なお、汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を含ませた布を使用してもOKですが、掃除後は残った洗剤をしっかり拭き取りましょう。洗剤の成分が残るとカビの栄養源になってしまいます。

自分で掃除する際の注意点

自分で掃除する場合、やり方を間違えると故障につながるリスクもあります。掃除する前に、注意点を確認しておきましょう。

内部に直接水や洗剤をかけるのはNG

自分で掃除する際に、スプレー等で直接水や洗剤を吹きかけるのは避けましょう。エアコン内部には精密機械があるため、水や洗剤がかかると故障の原因になります。

なお、市販のエアコン洗浄スプレーをむやみに使うのもおすすめできません。洗浄後に排出された汚れがドレンホースに詰まったり、電装部分に洗剤がかかって火災や故障につながるリスクがあるためです。

メーカーでも、エアコン洗浄スプレーの使用は推奨していません。フィルターの奥にある熱交換器であるフィンや、回転して風を送り出すファンなどの掃除は、自分で行わずに専門業者に頼みましょう。

エアコンのカビを防ぐ方法は?

掃除後に再びカビに悩まされることのないよう、カビの予防方法も把握しておきましょう。カビを防ぐためにはこまめな掃除が欠かせませんが、運転後の送風運転や換気も大切です。それぞれの方法を解説します。

冷房運転後は、送風運転で内部を乾燥させよう

冷房を運転したあとは、送風運転でエアコンを乾燥させましょう。

冷房時は、温かく湿った空気が急激に冷やされることで、エアコン内部に結露が発生します。発生した結露をそのままにしておくと、カビが繁殖する原因に。冷房運転時に30分〜1時間ほど送風運転を行えば、内部を乾燥させてカビを予防できます。

ちなみに、送風運転はそれほど電力を消費しないため、電気代が大幅に上がる心配はありません。1時間あたりの電気代は約0.3円ほどで、冷房や暖房の電気代と比べると、10分の1以下に抑えられます。

湿気がこもらないよう、こまめな換気も忘れずに

室内に湿気がこもるとカビが発生しやすくなるため、換気もこまめに行い湿気を外に逃しましょう。

ただし曇りや雨の日など外の湿度が高い日は、窓を開けるとかえって室内の湿度が上がってしまいます。こまめな換気は天気のよい日に行ってください。

天気の悪い日や梅雨時期は、除湿機や除湿剤を活用して湿度を下げるのもひとつの手です。

自分で掃除できない内部のカビ除去は、専門業者にまかせよう

エアコン内部にカビが発生してしまった場合は、専門業者にエアコンクリーニングを依頼しましょう。専門業者の多くはパーツの分解洗浄を行っているため、自分では対処できない奥のカビやホコリまでしっかり除去してもらえます。

エアコンクリーニングは、家庭用エアコンなら1台につき8,000〜15,000円程度が相場です。お掃除付きエアコンなど構造が複雑なモデルは25,000円程度かかることもあるので、まずは見積もりを依頼して料金を確認してください。

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