エアコンからぽたぽた水が落ちてくる水漏れ。エアコンの水漏れが発生したら、放置せず早めに対策することが大切です。今回は、エアコンの水漏れの原因や、自分でできる対策方法などを解説します。水漏れを簡単に予防できる方法も、あわせてチェックしてください。
エアコンの水漏れの主な原因は、ドレンホースの詰まり
ほとんどの場合、エアコンの水漏れはドレンホースの詰まりが原因。ドレンホースがゴミや虫などで詰まることで、排出されるはずの水が逆流して室内機の水漏れにつながります。
そもそもドレンホースとは、室外機から伸びるホースのこと。主に、エアコンの水分を屋外に排出する役割があります。ドレンホースをチェックして、詰まりが見られる場合は掃除を行いましょう。ドレンホースの掃除方法は次の手順で簡単にできます。
①ドレンホース内に詰まったホコリやゴミを古い歯ブラシや割り箸でかき出します。
②ある程度汚れがとれたら、ホースの穴にガーゼや布を当て、輪ゴムで止めましょう。
③ガーゼや布の上からホースの先端に掃除機を当て、2秒ほど吸ってください。
④ガーゼや布を外し、ドレンホースを下に向けると水が排水されます。
掃除機を当て続けると、掃除機内にドレンホース内の水分が入って故障の原因となるため要注意。掃除機を当てるのは2秒程度にとどめてください。
また、掃除機を持ち出すのが難しい場合は、ドレンホース専用のポンプで詰まりを取る方法もあります。通販で1,500円以内で購入できる商品もあるため、チェックしてみましょう。
詰まり予防のために、ドレンホースを地面から離そう
ドレンホースの詰まりを防ぐには、地面とホースが接しないようにする必要があります。ドレンホースは、地面から5〜10cmほど離すのが理想的。長すぎる場合は、地面と接している部分をハサミでカットしましょう。
ただし、賃貸物件に住んでいる場合、自己判断でドレンホースをカットするのはNG。まず、大家や不動産屋に確認を取るようにしてください。
ドレンホースにカバーや防虫キャップをつける方法も
ドレンホースの詰まり予防のために、カバーや防虫キャップをつける方法もあります。ドレンホース用のカバーは、主にエアコンを使わないシーズンに使います。排水を止めてしまうため、エアコンの使用中に使うことは避けましょう。
一方で、防虫キャップは網状で排水を妨げない作りになっているため、エアコンの使用中でもつけられます。虫の侵入による詰まりを予防できるのはもちろん、ドレンホースから虫が侵入してエアコン内に住み着く事態も防げます。
水漏れが改善しないときは、修理業者に相談しよう
ドレンホースの詰まりを掃除しても水漏れが改善しない場合は、修理業者に相談しましょう。エアコンの水漏れは、フィン(熱交換器)やドレンパン(結露水の受け皿)といった内部の部品の汚れや不具合が原因のことも。
内部の不具合は専門知識がないと判断できないため、プロの業者に点検してもらってください。なお、ドレンホースのクリーニング費用の相場は、約7,000〜15,000円が目安ですが、内部のパーツが故障している場合は約2〜6万円かかる場合があります。
10年以上使っているエアコンなら、買い替えも検討しよう
10年以上前に購入したエアコンの場合は、最新のモデルに交換するのがおすすめ。古いエアコンだと、修理後に別の不具合が発生する可能性も否定できません。今後のランニングコストを考えると、新品に買い替えるほうがお得といえるでしょう。
また、最新のモデルは省エネ性能が高いため、買い替えることで電気代の節約につながるメリットも。まずは修理費用の見積もりを出してもらい、修理にするか買い替えるか検討してください。
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