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エアコン室外機の架台はどう選ぶ?主な設置方法をチェック

エアコンの室外機は、設置する方法や環境によって土台となる架台の種類が異なります。今回は、スタンダードな地面置きから天吊りまで、設置方法の特徴や注意点をご紹介します。室外機の置き場所や架台の種類にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも室外機の架台とは?なぜ必要?

エアコン室外機の架台とは、室外機を載せて支える台座のこと。安定感の向上を目的とするものです。

地面に直接置く場合もありますが、専用の架台を用いるのが一般的です。架台を用いることで、室外機の運転時に発生する振動を吸収できる利点があります。

室外機からの排水を適切に行うためにも架台は重要です。排水ホースはゴミや虫などの侵入を防ぐため、地面から5~10cm程度離すことが推奨されています。架台を使用すれば、適切な高さを確保しやすくなるでしょう。

安定して設置するにはメーカー推奨の専用架台を使うのがベターですが、専用でないものを選ぶ場合は、室外機に合うサイズか慎重に寸法を確認する必要があります

壁や屋根もOK!室外機用架台の設置方法5選

ここからは早速、室外機架台の主な設置方法を解説します。それぞれメリット・デメリットや設置する際の注意点があるので、設置前に確認しておきましょう。

【地面置き(標準工事)】

地面に架台を直接置く地面置きは、最もスタンダードな設置方法です。室内機の近くに室外機を設置しやすいので、配管の延長工事が必要ないケースがほとんど。エアコンの効率が低下するリスクも少なめです。

戸建て住宅の場合は、主に建物の周りである外構エリアに設置します。集合住宅では、2階のベランダやバルコニーに設置します。地面置き用の架台は平置き台ともよばれ、一般家庭では樹脂製やプラスチック製のものがよく使われます。

設置方法は、適切な場所に架台を水平に固定し、室外機を載せてボルトで固定するだけ。室外機の吹出し口が障害物で遮られると、空気が流れにくくなるため注意が必要です。

【屋根置き】

屋根置きは文字通り、室外機を建物の屋根上に設置する方法です。屋根置きのメリットは、視界を遮らずに設置できること。地面置きに比べ、ゴミや虫などの影響を受けにくい利点もあります。

一方、直射日光や雨を受けやすい点が気がかり。夏場は室外機が熱くなってエアコン効率が下がりやすいほか、日光や雨で室外機の劣化が早まるリスクもあることに留意しておきましょう。

屋根置きをする場合は、斜めになった屋根にも水平に設置するために、場合によっては傾斜のついた専用架台が必要。金属製の骨組みのようなタイプが主流です。適切な場所に専用の架台を置いて、室外機をボルトで固定します。

屋根への荷重がかかるため、設置環境によっては工事が難しい場合も。あらかじめ、設置が可能かどうか業者に確認しておきましょう。高所作業を伴うため、地面置きより工事費用は高くなる点にもご注意ください。

【天吊り】

天吊りとは、室外機を建物の壁面や天井から吊り下げて設置する方法です。地面や屋根に場所を確保しなくてよいため、スペースに余裕のない住宅では有効な選択肢。集合住宅で多い設置方法です。

適切な場所に天吊り用架台を設置し、室外機を架台の金具にボルトで固定します。屋根置き架台と同様に、金属製のタイプがスタンダード。室外機を下から支えるような形状です。強風を受けやすい環境では、壁とも固定して安定性を高める専用部材を使用する場合もあります。

天吊りのメリットは、雨やゴミなどの影響が比較的少ない点。ただし、屋根置きと同様に直射日光を受けやすく、室外機の劣化やエアコン効率の低下が起きやすい傾向があります。

【壁掛け】

壁掛けは、室外機を建物の壁面に取り付ける設置方法です。天吊りと同じく地面や屋根のスペースを取らないため、庭の敷地が狭い戸建て住宅などで役立つ設置方法です。設置場所に配慮すれば目に付きにくいため、家の外観にこだわる人にも選択肢となります。

その一方、工事費用が高額になりやすい点を心得ておきましょう。設置場所の高さによっては足場を組む必要があり、10万円以上の工事費用が発生することもあります。また、作動時の振動が伝わり、騒音に悩まされるケースも少なくありません。

主に金属でできたL字型の架台を壁面に固定してから、室外機を取り付けます。壁の材質によっては割れてしまう危険性があるので、自分の判断で取り付けず業者に相談してくださいね。

【2段置き】

2段置きは、2台の室外機を上下に重ねて設置する方法。2つの室外機が必要な場合に採用されます。2台の室外機を地面置きする場合は多くのスペースを必要としますが、2段置きなら上下に重ねることでスペースを有効活用できます

2段置き架台も金属製が多く、上部と下部に段を取り付けたラックのような形状です。設置の際は、まず下段の室外機を標準的な直置き方式で設置。次に、上段用の専用架台を下段の室外機の上に固定し、2台目の室外機を取り付けます。

上下の室外機が近すぎると、室外機の風通しが悪くなる可能性があるため注意が必要。十分な間隔を空けて設置する必要があり、専門知識を持った業者に依頼するのがベターです。

適切な設置場所は専門業者に相談しよう

室外機の設置場所を決める際は、安全性や耐久性などを確保するために、さまざまな条件をクリアする必要があります。専門的な知識と経験が求められるため、エアコンメーカーや設置業者に相談し、設置するようにしましょう。

経験豊富なプロの設置業者なら、最適な設置場所と方法を提案してくれます。コストや外観のこだわりも考慮に入れてもらえるので、希望があれば設置前に相談してみましょう。

エアコン取り付け業者の選び方を詳しくチェックしたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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