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エアコン掃除を自分でする方法は?手順や注意点を解説

エアコンのホコリやカビ臭さにお悩みではありませんか?エアコンの汚れを放置すると、効きが悪くなり、光熱費が上がってしまうことも。しかし、自分で掃除できるパーツや、掃除方法が分からずお困りの方も多いはず。そこで今回は、自分でエアコンを掃除する方法を詳しく解説します。カビ予防のポイントや注意点もチェックして、エアコンをすっきりきれいにしましょう。

自分で掃除できるエアコンのパーツは?

エアコンを自分で掃除できる範囲は、主にフィルター・カバー・ルーバー・吹き出し口の4つです。4つと聞くと大変そうに思えますが、意外と簡単な掃除で済むパーツも。スムーズに掃除を終えるためにも、手順や注意点を把握しておきましょう。

フィルターは、掃除機+水洗いできれいにしよう

まずは、フィルター掃除の方法を解説します。そもそもフィルターとは、外側のカバーを開けると見える細かい網目のついたパーツのこと。主に、内部へのホコリやゴミの侵入を防ぐ役割があります。

【フィルター掃除の手順】

①エアコンの電源を切って、コンセントを抜きます。

②フィルターを外す前に、掃除機で表面のホコリを吸いとりましょう。

③フィルターを外して裏側から水洗いし、残ったホコリを取り除きます。

④完全に乾くまで陰干しにすれば完了です。

フィルター掃除は、エアコンを使う時期であれば2週間〜1か月に1回を目安に行いましょう。なお、水洗い後の汚れ残りが気になるときは、中性洗剤を使ってもOKです。ただし、洗剤が残るとそこからカビが繁殖するため、しっかりすすぐようにしてください。

カバー・ルーバー・吹き出し口は、拭き掃除でOK

カバー・ルーバー・吹き出し口の汚れは、ぬるま湯につけて固く絞った布で優しく拭き取りましょう。カバーは、エアコンの前面についているパネルを指します。外から見える部分なので、サッと拭くだけで簡単にきれいになりますよ。

また、ルーバーは、風向きを調整するときに動くパーツのこと。ルーバーは、自分で分解すると破損したり、戻せなくなったりする場合があるため、外さずに掃除するのが無難です。

吹き出し口は、空気の出入り口となる部分。奥や端まで拭き取るのが難しい場合は、お掃除棒を用意しましょう。ここでいうお掃除棒とは、湿らせた布やキッチンペーパーを割り箸に巻きつけて輪ゴムで止めたもの。事前に作っておくと、スムーズに掃除できるでしょう。

エアコン掃除後は、送風運転でカビを予防しよう

掃除後は30分〜1時間ほど送風運転し、水拭きした箇所をよく乾かすのがおすすめ。せっかく掃除しても、吹き出し口に水分が残ったままだとカビが発生してしまうからです。

エアコンのオフシーズンである10〜11月の間にも、3〜4時間ほど送風運転を行うと、カビが繁殖しにくくなります。ボタン1つでカビを防げるので、実践しない手はないでしょう。カビ臭い風が出てくるのを防ぐためにも、ぜひ試してみてください。

お掃除機能つきエアコンのお手入れ方法は?

 

 

 

お掃除機能つきエアコンの場合、カバー以外はお手入れ不要と思われがちです。しかし種類によっては、定期的にホコリを取り除く必要があります。

お掃除機能つきエアコンの種類には、主にダストボックス式と屋外排出式の2種類。ダストボックス式の場合は、定期的にダストボックス内のゴミを取り除かなければなりません。ホコリがいっぱいになるとフィルターが目詰りしてしまうこともあるため、注意してください。

【お掃除機能つきエアコンのお手入れ方法】

①エアコンの電源を切って、コンセントを抜きます。

②エアコンカバーを開き、ダストボックスを取り出します。

③ダストボックスに溜まったホコリをごみ箱に捨てましょう。

④ダストボックスについたホコリを掃除機で吸いとれば完了です。

なお、エアコンのお掃除機能は、フィルターの自動掃除ができる機能で、内部まできれいにできる機能ではありません。フィルターより奥のホコリやカビまでは取り除けないため、業者にクリーニングを頼みましょう。

市販のエアコン洗浄スプレーを安易に使うのはNG

注意点として、市販のエアコン洗浄スプレーを安易に使うのはおすすめできません。スプレーの成分が内部に残り、カビの温床になってしまう恐れがあるからです。また、基盤やモーターにスプレー液がかかると、故障する可能性もあります。

さらに、内部に残った成分が風とともに部屋中に拡散されると、健康に悪影響が起きるリスクも。特に、小さな子どもやペットがいる家庭では、使わないほうが無難でしょう。

パナソニックやダイキンなどのメーカーでも、エアコン洗浄スプレーは発煙・発火の恐れがあるとして推奨していません。すべての商品が危険というわけではありませんが、カビの増加や故障を防ぐためにも、できるだけ使用を控えましょう。

エアコン内部の掃除は、プロの業者にまかせよう

自分では掃除できないエアコン内部は、プロの業者に依頼してきれいにしましょう。フィルターや吹き出し口を定期的に掃除しても、ファンやドレンパン(結露水の受け皿)といった見えない部分に、カビやホコリがびっしりついていることも。

プロのクリーニング業者に依頼すれば、分解洗浄高圧洗浄によって、隅々まできれいにしてもらえます。業者は濡れてはいけない基盤やエアコン周りの家具を養生したうえで作業するため、故障やホコリの落下といった心配もほぼありません。

また、掃除後は内部の乾燥までしっかり行ってもらえるため、定期的なカビ予防をしたい人にもうってつけです。ちなみに、業者によるエアコンクリーニングの頻度は1〜2年に1回が目安。汚れによる故障を防ぐためにも、定期的にエアコンクリーニングを依頼しましょう。

エアコンクリーニングの料金相場は?

エアコンクリーニングの料金相場は、8,000〜15,000円ほどです。ただし、お掃除機能つきのエアコンは分解に手間がかかるため、25,000円前後になる場合もあります。

業者を選ぶ際は、あらかじめ見積もり金額を出してくれる業者を選択しましょう。残念ながら、作業後に不当な高額請求をする悪徳な業者もゼロではありません。あらかじめ掃除の流れや詳しい料金を確認し、信頼できる業者に依頼してください。

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