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エアコンの電気代の節約方法は?今日からできる効果的な方法も

毎年気になるエアコンの電気代。夏場や冬場は月々の電気代がぐっと上がり、お悩みの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、エアコンの電気代を節約する方法を解説します。1時間あたりの電気代の計算方法や、冷房・暖房の電気代の違いも解説するので、参考にしてみてください。

エアコンの1時間あたりの電気代は?

エアコンの1時間あたりの電気代は以下の計算式で求められます。

消費電力(W)÷1,000×31円(※)

例えば、日立の6畳用ルームエアコン(RAS-X22M)は冷房時に「115〜900W」の消費電力がかかるため、1時間あたりの電気代は以下のとおりです。

115W÷1000×31=約3.5円(最小)

900W÷1000×31=約27.9円(最大)

つまり、冷房の1時間あたりの電気代は最小で約3.5円、最大で約27.9円となります。暖房の電気代も、同様の計算式で求められますよ。なお、消費電力は取扱説明書に記載されているので、確認してみてください。

※ 全国家庭電気製品公正取引協議会が発表する電気料金の目安単価(2022年7月改定)

エアコンの冷房・暖房の電気代が異なる理由

冷房より暖房のほうが大幅に電気代が高く、疑問に思ったことがある方もいるでしょう。冷房と暖房で電気代が異なる理由は、消費する電力に差があるためです。

暖房の電気代が高いのは、設定温度と室温の差が大きいことが原因。例えば、夏場は30度の室温を27~28℃に下げればある程度快適に過ごせます。室温を2~3℃ほど下げるだけで済むため、エアコンの消費電力はそれほど大きくありません。

一方、冬場は1~5℃程度の室温を20℃以上に上げなければならないため、15~19℃ほど室温を上げる必要があります。そのため、冷房より多くの電力を消費し電気代も高くなるのです。

暖房の電気代について詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

エアコンの電気代を節約する方法

エアコンの電気代は、ちょっとした工夫により節約することができます。今からすぐにできる簡単な節約方法もあるので、参考にしてみてください。

弱風運転より自動運転がおすすめ

エアコンの電気代を抑えたい場合は、自動運転に設定するのがおすすめです。風量を控えめにする弱風運転は消費電力を抑えられそうに思えますが、実際は風量が弱いため温度調整に時間がかかり、かえって余分な電気代がかかってしまいます。

一方、自動運転は室温に合わせて自動で風量を調整できるため、効率よく温度調整ができるのがメリット。室内温度が設定温度まで上がったら風量を控えめに、設定温度に達するまでは風量を強めに、と柔軟に調整できるため、結果的に電気代を少なく抑えられます。

無理のない範囲で設定温度を調整する

エアコンの設定温度を室内温度に近づければ、消費電力を抑えて節約につなげられます。例えば暖房時は、設定温度を1℃上げると約10%も電気代を節約できるとされています。

ただ、20℃未満にすると寒くなり体調に影響するリスクがあるので、20~22℃の快適に過ごせる設定温度の範囲内で調整してみてくださいね。

冷房は27~28℃程度の範囲で設定するのがおすすめです。しかし、猛暑日は日差しの影響で27~28℃でも暑く感じることがあるので、暖房と同様に快適と感じる範囲内で調整しましょう。

30分〜1時間程度の外出なら電源を切らない

30分〜1時間程度の外出であれば、エアコンを切らないほうが電気代を節約できるといわれています。大手メーカーであるダイキンの検証でも、30分程度の外出であれば、こまめにエアコンを切るよりつけっぱなしにしておくほうが消費電力が少ないという結果が出ています(参照:ダイキン)。

理由としては、エアコンは起動時に最も電力を消費するため。こまめに切るとそれだけ起動する回数が多くなり、つけっぱなしにするより電気代が高くなるケースがあるのです。

ただ、気温や設置環境によって消費電力は変わってきます。外気温と室内温度にそれほど差がない時間帯であれば、起動時に多くのエネルギーを消費しないため、こまめに消す方が電気代を抑えられることも。出かける時間や外気温を考慮したうえで、外出時にエアコンをオフするか決めるとよいでしょう。

以下の記事では、つけっぱなしにした場合の電気代やつけっぱなしのメリットなどを詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

窓の断熱対策を行う

冷暖房の効率を上げるために、窓の断熱対策を行うのもひとつの手です。室内から外へ逃げていく熱の大半は、窓から出ていくといわれています。夏場は約70%、冬場は約60%もの熱が出入りするのだそう。

窓の断熱性が低いほど外に出ていく熱が多くなり、エアコンは多くの電力を消費します。簡易的な断熱対策を行うだけでも出ていく熱が減り、電気代の節約につながるでしょう。

断熱対策には窓ガラスに断熱フィルムを貼る方法や、断熱カーテンに替える方法などがあります。夏場や冬場はホームセンターなどで断熱対策グッズが販売されているので、チェックしてみるとよいでしょう。

定期的にフィルター掃除を行う

エアコンの電気代を抑えるためには、こまめなフィルター掃除も欠かせません。フィルターとは、ホコリのエアコン内部への侵入を防ぐ役割を持つ網目状のパーツです。

フィルターにホコリがびっしり詰まった状態だと空気の循環が上手くいかず、冷暖房効率が下がってしまいます。2週間~1か月に1回を目安にフィルターを掃除し、ホコリを取り除きましょう。

フィルターの掃除方法は以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

省エネ性能の高いエアコンに買い替えるのも手

10年以上使っている古いエアコンの電気代に悩んでいる方は、省エネ性能の高い機種に買い替えるのもひとつの方法です。時代とともにエアコンの省エネ性能は進化しているので、最新の機種に買い替えることで長期的なコストを抑えられる可能性があります。

一般財団法人 家電製品協会の比較データによると、2012年製のエアコンと2022年製の省エネモデルでは2022年製のほうが年間で約4,120円も電気代がお得とのこと。月々の電気代を抑えたい方は、買い替えも視野に入れてみましょう。

エアコンの買い替えやクリーニングは、原冷熱工業におまかせください!

長野県でエアコンの買い替えやクリーニングをお考えの方は、原冷熱工業におまかせください。

長野県駒ヶ根市にある原冷熱(はられいねつ)工業は、エアコンクリーニングをはじめ、冷暖房空調設備の設計・施工から保守・修理まで一貫体制で行っております。

一般のお客様には、主に次のようなサービスをご利用いただいております。

【エアコン販売】
国内メーカーのエアコンを数多く取り扱っております。取り付け・取り外しから、古いエアコンの回収まで行っております。

【エアコン修理・回収】
全メーカーの修理に対応いたします。ご不要となったエアコンは、そのまま回収いたします。

【エアコンクリーニング】
ご自身ではクリーニングの難しい、エアコン内部まで徹底洗浄いたします。室外機の洗浄も承ります。

原冷熱工業は、創業45年以上にわたる豊富な経験から得た高い技術力で、お客様と強い信頼関係を築いてまいりました。長年の歴史の中で培われた確かなスキルとノウハウを活かし、お客様に「安心」と「満足」をお届けすることを最も大切にしています。

エアコンクリーニング・修理・回収など、エアコンに関してお困りの場合は、原冷熱工業までお気軽にお問い合わせください。

 

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